【S12使用構築 最高2147最終2102】 月光炎舞ポリグライ
S12お疲れ様でした。今期は目標としていたレートには届きませんでしたが、少しばかり最高レートを更新できたため有意義なシーズンでした。反省という面もこめて構築記事を残したいと思います。以下が並びです。
構築経緯
環境にHDポリゴン2があらゆる構築に補完に組み込まれていると感じていた。毒毒を持った激流水Zゲッコウガによって有利対面で貼った身代わりを盾に毒を打ち逃げし、2サイクル目から崩していく流れが強力と感じそこから構築を組み始めた。
2サイクル目以降の崩しを狙うため、サイクルを回せるクッション枠を考えた。最初にトップメタのゲッコウガに安定し、瞑想コケコ、ウルガモスなど環境に多い特殊積みアタッカーに有利なHDトリル両刀ポリゴン2を採用。トリックルームによって虫Zガモスのような強力な崩しに対しても裏込みで処理が可能になる。
次に使い慣れていて構築にいないと不安だったので特に何も考えずに鬼羽ガモスを採用。鬼火と羽休めによりクッション、積みエースにもなれる。しかもかわいい。
メガ枠が不在だったので上記3体と相性補完が良いボーマンダを採用。途中から竜舞型から両刀型へ変更した。
電気、地面の一貫が気になったことでそれらを一気に切れ、ギルガルド入りにサイクル有利かつ崩しになれ、ポリゴン2、ウルガモスと組み合わせて無限サイクルを形成できるグライオンを採用。
最後の枠は非常に迷走した。ミミッキュ、フェローチェ、クチート等試したが、最終日前日に環境のメガ枠がメタグロス≻≻ボーマンダ、リザードンであることに気づき、元々勝率の低かったメタグロス軸に強く出れ鋼枠の確保ができる弱点保険ギルガルドを採用した。
(コンセプト)
・立ち回りの随所で3割の試行回数(ギロチン、熱湯、炎の体)の試行回数を稼ぎ確率的なアドバンテージを得る。
以下が個体の紹介。構築経緯に挙げた順番と違いますがあしからず。
性格:無邪気
特性:威嚇→スカイスキン
実数値:171(4)ー185(156)ー151(4)ー157(132)ー99ー183(212)
流星群/恩返し/火炎放射/身代わり
攻め駒1
調整は965さんのものをお借りしました。Cラインは大文字想定で調整されているのでしょうが勝手ながら火炎放射に変更させてもらった。広い技範囲により耐性による受けを許さない両刀型。
リザードン、メタグロス、ボーマンダの所謂三大メガ枠に有利であるためそれらの軸とした幅広いパーティに出していける。
流星群は強力だが外しが怖い。他の命中90ウエポンと違い、流星群を打つ場面=勝負を決めにいく場面なため外しが負けに直結する。打つときはいつもお祈りしていた。
ボーマンダ軸ミラーで相手のボーマンダに有利なため、この子のおかげでマンダ軸への勝率は極めて高かった。当てればね。
(調整の参考元、掲載許可あり)
ゲッコウガ@水z
性格:臆病
特性:激流
実数値:149(12)-×ー99(92)ー153(236)ー92(4)ー179(164)
ハイドロカノン/熱湯/毒毒/身代わり
HB:A222の地震最高乱数切り耐え
A216のバレットパンチ+身代わり3回分確定耐え
S:最速110族抜き
攻めコマ2
Sを落としBに振ったゲッコウガ。ダメ計の通り対メタグロス性能、雨パ性能が非常に高い。
若干Bに振る激流ゲッコウガはCを落とすのが主流(だと思っているの)だが、Sを落として困るポケモンのうち環境にいるジャローダ、ルカリオは両方こちらのウルガモス、ボーマンダで見れるので全く困らなかった。
毒毒の最大の仮想敵は構築経緯に書いた通りHDポリゴン2。1サイクル目で毒を打ち逃げすることにより2サイクル目での受けが成立しなくなるため簡単にカモれる。(実は3日間くらい毒毒切って水手裏剣入れてた)
調整、技構成共に使いやすく、このポケモンを通して勝つパターンが非常に多かったためこのパーティのエースと言える。耐性が強くなんなくサイクル参加できるのが偉い。
ギルガルド@弱点保険
性格:呑気
特性:バトルスイッチ
実数値:167(252)-71(4)-220(236)-72(12)-72
シャドーボール/影打ち/聖なる剣/キングシールド
最終日にある種賭けで投入した。
メタグロスの昨今のアームハンマーの標準搭載からこのパーティはメタグロスに対しての受け出しが極めて難しかった。圧倒的なB耐久により交換読み地震をされても痛手でなく、+2シャドボで圧力をかけるこの型は構築に非常にマッチした。
想像通り最終日はヒトムレヒレグロスが蔓延していたため投入は大正解であった。しかしそれと引き換えに他の多くのポケモンを半ば切ってしまったためこの枠は環境に合わせて変えるのがいいだろう。使用感を書いてなかったがめちゃくちゃ強いということに尽きる。
ウルガモス@マゴのみ
性格:臆病
特性:炎の体
実数値:191(244)ー×ー107(172)ー156(4)ー134(68)ー135(20)
炎の舞/蝶の舞/羽休め/鬼火
クッション兼積みエース。クチート軸、ガルーラ軸、ウルガモスをミミッキュで止めてくる構築への最強のメタになるポケモン。
一般的な鬼羽ガモスは準速ミミッキュ抜きまで振るのが主流だが私はこの調整が1番気に入っている。メガルカリオのインファイトを2耐えする物理耐久、カプ・コケコの電気Zを耐える特殊耐久、この恐るべき耐久力はSに努力値を割くと実現できない。
積みエースにもなり、羽休めと鬼火によりサイクルもできるハイブリッドポケモン。ポリ2、グライオン、ウルガモスでくるくる回すだけで勝てる時もあるため受け駒として強力な枠だった。
今期は自分のプレイングの甘さにより鬼火を打たざるをえない場面がふえたが大事な場面では本当に当ててくれた。
受け出しするだけで相手が火傷で機能停止になるのはインチキ。
グライオン@毒毒玉
性格:慎重
特性:ポイズンヒール
実数値:177(212)ー121(44)ー145ー×ー139(252)ー115
地震/ハサミギロチン/挑発/羽休め
クッション兼崩し。地面電気の一貫を切る枠。
754さんリスペクトのカビグライムドーのような構築が今期は高レート帯でも多く、トップメタのカバマンダガルドも高レートで多いため、終了2週間前くらいまではそれらのメタで剣舞挑発型だった。
しかし、本来のギロチン型であれば崩せるドヒドイデ絡み、ウツロカグヤなどが崩すことが出来ないのを弱く思ったこと、カビグライムドーは挑発+激流ゲッコウガ、または鬼羽ウルガモスが勝ち筋になるためこの型に落ち着いた。
ギロチンは崩し技でありながらも無理な状況を一発でひっくり返せ構築のコンセプトも満たすため採用し得と感じる。最終日お互いに崩しがグライオンしかいないミラーマッチが続発したがほぼ勝ってくれた。間違いなくMVP。
性格は意地っ張りのほうがいい。あとミラー意識でSに振ったほうが絶対いい。てかステロ巻きを横に置いてた方が絶対いい。
ポリゴン2@進化の奇石
性格:生意気
特性:ダウンロード
実数値:192(252)ー100ー111(4)ー125ー161(252)ー72
恩返し/冷凍ビーム/自己再生/トリックルーム
最強のクッション。この子もずっと使ってるがHPが偶数個体。
何シーズンもこの技構成で使用しており、これが1番強いと感じた。トリックルームの有無だけで対応範囲が格段に上がる。
Sの逆転による被弾回数の減少、積みポケモン、崩しポケモンへの切り返し、トリル恩返しの終盤の詰め性能、自己再生と両立することによりターンの管理もしやすさ。相手から見えない勝ち筋になった。もしこのパーティを使ってくれる人がいるとしたらトリックルームは絶対に切らないでほしい。トリル再生は強い。
結果
TN プルオーバー 最高2147 最終2102 59位
Pullover 最高2068 最終2024 142位
(以下敬体)
少しだけですが最高レート更新できました。実は保存してれば1ページ目だったんですが2150という目標があったので後悔はないですね(2回2150チャレ落としたのは悔しかったです)。来シーズンは2150行きたいものです。精進します。
最終日はぱるみちん、あいまる君と一緒にレートしていましたが本当に楽しかったです(サンキューな)。人とゲームするっていうのは何歳になっても楽しいものですね。おかげでレポートの進展が・・・
質問等ありましたら(@pullover1206)まで。もし私が鍵をかけていた場合はポケ勢と分かれば鍵を通しますのでお気軽に。拙い記事ですが読んでいただきありがとうございました。